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Story15 「クリスマス・マーケット」

12月に入ると、スウェーデンでは各地で、さまざまなクリスマス・マーケットが開かれる。たとえば、デザイナーが自分たちのプロダクトを、展示しながら販売する姿もあちこちでみられる。ストックホルムの美術大学なども、それぞれ“マーケット”を用意しており、訪れる人々は、デザイン雑貨を中心に、いろいろな新しいアイデアに触れることができる。

一方で、伝統的なクリスマス・マーケットも街中で開かれている。今回は、ストックホルムのオールドタウン(旧市街地)でクリスマス前の毎週末に開かれているクリスマス・マーケットに行ってきた。



写真1は、スモークサーモンを売っている店。スウェーデンでは、サーモンは最もポピュラーな魚で、一年を通じて食べられる。特にスモークサーモンが大人気。

写真1


写真2は、いろいろな味付けの手作りマスタード。スウェーデンのクリスマスにはマスタードがかかせない。「クリスマス料理」として、ハムにマスタードをぬって食べる習慣がある。みんなクリスマスマーケットで、こだわりのマスタードを手に入れて、クリスマスに家族と一緒にハムを食べる。

写真2


写真3は、手作りの木工製品を売っている店の様子。伝統的なスウェーデンの木工製品を扱っている。

写真3

写真4は、Krans(クランス)と呼ばれるもので、クリスマスツリーの一種。もちろんスウェーデンでもいわゆるクリスマスツリーはあるが、この店では、各家庭の入り口に飾るクランスを販売している。リンゴンベリーの木をはじめ数種類の木がこのクランスに利用されるとのこと。クリスマスを直前に控えたスウェーデン人の家庭にいくと、このクランスの独特の香りが入り口に漂っている。
写真4

写真5は、Glogg(グロッグ)と呼ばれる飲み物。簡単にいえばホットワインだ。でもこのグロッグにはアルコール入りとなしがあり、この店ではアルコールが入ってないものが売られていた。スウェーデンではクリスマスの数週間前にグロッグパーティを開く週間がある。家庭に友人を集め、みんなでジンジャークッキーを食べながら、グロッグを飲む。グロッグの中には、アーモンドやレーズンなどを入れ、それをスプーンですくいながら飲む。かなり甘めだが、12月の寒い日にこのグロッグを飲むと体の芯から温められるような気がする。
写真5

写真6はスパイス、ハーブの専門店。世界中からあらゆるスパイス、ハーブを集めているという。小さな袋が1つ約200円。クリスマスに、こだわりの手作り料理を予定している人にはぴったりかも。
写真6

写真7は、手編みソックスや、手作り石鹸を売っている店。今年のスウェーデンは例年よりもこれまではかなり暖かい気候が続いているが、今後は本格的な北欧の冬に突入していく。あたたかい手編みのソックスは、年末、年始の寒さをのりきるには欠かせないグッズだ。
写真7

最後に、写真8。この店では、スウェーデン北部のラップランド産のトナカイの肉を売っている。すべてスモークミートだが、意外にあっさりしており、酒の肴にいいかも。この時期にトナカイの肉を食べるというのも、野生のトナカイがたくさん生息するスウェーデンならではの習慣だ。
写真8

クリスマスまで後、10日。一年を通じての最大のお祝い事だけあって、オールドタウンのマーケットも大きな賑わいを見せている。
(2003/12/15)



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